クラセアスール・テキーラ・ハイボールジャーニー Vol.6 西日本特集 Background

クラセアスール・テキーラ・ハイボールジャーニー Vol.6 西日本特集

クラセアスール・テキーラ・ハイボールジャーニー Vol.6 西日本特集
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『クラセアスール・テキーラハイボール』の魅力を伝える本企画。西日本シリーズ第2弾は、京都と福岡のバーにフォーカスを当てます。

それぞれの地域で光る個性的なバーがつくる『クラセアスール・テキーラハイボール』と、その特別な一杯を深堀してみましょう。




APOTHECA


APOTHECA

薬としても重宝されてきた歴史をもつお酒。それを調合しながら、カクテルとして処方するのが、“薬局”をテーマにしたバー『APOTHECA(ギリシャ語で薬局)』です。

そのテーマにちなみ、バックバーはまるで薬品棚のような装いで、バーテンダーは白衣を身にまとい来る人をもてなしています。


APOTHECA
APOTHECA

世界中の人が集まる京都にて、国内外の人から支持されているバーであり、オーナーバーテンダーとしてカウンターに立つのが、テキーラへの造詣が深い松尾佳樹さんです。

松尾佳樹


人生の断片をともに過ごせる、バーテンダーという職業

長く、深く人と関わっていける仕事がしたいという思いから23歳でバーでの仕事を始めた松尾さん。2017年にAPOTHECAを開業し、自身も歳を重ねてきた中で、常連の方々のライフステージの変化を目の当たりにしているそうで「人生の断片をともに過ごせることに素晴らしさを感じますし、より人との繋がりを大事にしたいと思うようになりました」と話します。自身のお店が、バーと同様に人との関わりが深い薬局をテーマにしていることからも、松尾さんのこだわりが感じられます。

そのテーマに沿って、APOTHECAにはカクテルメニューがないのも松尾さんのこだわりの一つ。ヒアリング、いわば問診を重ねることで、一人一人の飲み手に寄り添った一杯を処方することにこだわっているのだそうです

薬としても重宝されてきた中国茶を活用したカクテル「桃薫(とうくん)」

当企画のために松尾さんが考案したのは、2つの中国茶を活用したハイボールカクテルです。

「お茶の中でも、最近特にクラセアスールとの相性が良いと感じる中国茶を活用し、クラセアスールの華やかな香りを最大限に活かすべく、やや高めの温度で仕上げたカクテルです」と松尾さん。温度を下げすぎないことが重要とのことで、ハイボールとしては珍しい、氷がない状態で提供されます。

クラセアスール・テキーラカクテル
クラセアスール・テキーラカクテル



桃薫(とうくん)

1.クラセアスール・テキーラ・レポサド 30ml

2.ピーチリキュール 8ml

3.白茶40ml

4.レモンジュース2.5ml

5.ジャスミン茶のティンクチャー

6.ソーダ 45ml

7. ゆずピール

8.柑橘の葉

1〜4をデキャンタに注ぎ、氷を一つ入れてスワリング。ジャスミン茶のティンクチャーをスプレーしたグラスに注ぎ、ソーダを加える。仕上げにゆずのピールを削り入れ、ジャスミン茶のティンクチャーのスプレーを2プッシュし、柑橘の葉を浮かべる。

 

 

松尾佳樹 Matsuo Yoshiki

愛知県出身

23歳の頃にバーでのキャリアをスタート。地元・名古屋の名店で腕を磨いたのち、京都に移住し2017年にAPOTHECAを開業。クラシックカクテルはもちろん、飲み手の好みに応じたオリジナルカクテルも得意とし、自家製材料も調合しながら癒薬でもてなす。今や自身のお店は世界中から多くの人が押し寄せており、バーが多い京都において人気のお店へと成長させている。

松尾佳樹 Matsuo Yoshiki

APOTHECA

京都府京都市中京区蛸薬師通麸屋町西入ル油屋町145 洋燈館 4F

営業時間 15:00~ 不定休(最新の営業情報はInstagramに掲載)

APOTHECA



 

 

Bar Lapin


Bar Lapin

福岡の繁華街・中洲を行き交う大人たちのオアシスとして、2012年より灯をともし続けるBar Lapin。オーセンティックな佇まいでありながら、うさぎを意味する店名のとおり、随所にそれにちなんだアイテムが置かれ、どこか親しみやすさも感じさせる店内。


上野真暉
上野真暉

数多く並んだボトルが目を惹くバッグバーには、テキーラも多く並べられ、ストレートやハイボール、カクテルなど、様々な楽しみ方でその魅力に触れられるバーとしても知られています。

クラセアスール


「テキーラを飲みたいならLapinへ」…他店からおすすめされるバー

独立前に老舗バーで腕を磨いた上野さんは、「人間力の大切さ」を学んだと語ります。テキーラ好きが高じて、他店からも「テキーラならLapin」と紹介されるほど。20年以上前から親しんできたテキーラの魅力に惹かれ、本場メキシコまで訪れた経験も。

Bar Lapinはクラシックやフルーツカクテルを軸にしつつ、口コミでテキーラを求める来客が増加。芳香蒸留水など新しい技術も積極的に取り入れ、誰にとっても居心地の良い空間づくりを大切にしています。

花が散って若葉が出はじめた桜をイメージした『cerezo azul ~青桜~』

今回考案いただいたハイボールは、自家製の芳香蒸留水を活用しながら、クラセアスール・テキーラ・レポサドの魅力を引き立てた『cerezo azul ~青桜~』です。

クラセアスール・テキーラカクテル
クラセアスール・テキーラカクテル

「今回のカクテルを考案する際に大切にしたのは、クラセアスール・テキーラの香りを損なわないように活かすこと。そしてより一層華やかさを引き立てることです。そのために、ハイボールとしてはあえて高めのアルコール度数に設定し、香りを足すイメージで芳香蒸留水を使用しました」と説明する上野さん。芳香蒸留水は色々と試した中で、コーヒーとサクラの2種類が最適だったそうです。和の要素も感じられる、複雑で華やかな仕上がりとなった一杯。ぜひBar Lapinで味わってみては。

cerezo azul ~青桜~

クラセアスール・テキーラ・レポサド 30ml

炭酸水 30ml

蒸留コーヒー芳香水 2tsp

蒸留サクラ芳香水1tsp

オレンジピール

①小さなビーカーに氷とクラセアスール・テキーラを入れて冷やす

②グラスにコーヒーとサクラの芳香蒸留水をいれ、満遍なくグラスの内側につけたのち余った芳香水を取り除く

③冷やしたクラセアスール・テキーラをグラスにいれ、炭酸で満たし、グラスの外側の下の方にオレンジ・ピールを振り掛ける

④大きめの氷を1個とその上にオレンジ・ピールを飾る

 

 

上野真暉  Ueno Masateru

福岡県出身

中洲や天神のバーで腕を磨いたのち、2012年に独立し、自身の干支に因んだ、うさぎを意味する「Bar Lapin」を開業。自身のテキーラ好きが高じて、過去に数回メキシコを訪問。全国のテキーライベントにも携わるなど、福岡におけるテキーラのスペシャリストの一人であり、業界の発展に寄与している。現在は日本バーテンダー協会の福岡県支部・支部長としても活躍。若手の育成にも注力している。

上野真暉  Ueno Masateru  Oashi Atsufumi

Bar Lapin

福岡県福岡市博多区中洲2-2-13 松島ビル 1F

営業時間 18:00〜2:00 日曜定休

※連休の場合、最終日がお休み

Bar Lapin



 

 

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